こんにちは！いつもニシダ建装のブログをお読みくださりありがとうございます。
さて今回は外壁塗装で必ず行う下地補修についてお話していきたいと思います。
外壁塗装をするのなら長持ちして欲しいと思いますよね。 外壁塗装はただ塗料を塗るだけではなく、やらなければならない作業が沢山あります。
外壁塗装を行う上で下地処理という重要な工程があります。 下地処理は塗装の耐久性を左右する大事な作業で、下地処理が適切に行われていないと 長持ちする塗装ができないのです。 そこで、本日は下地処理の重要性や作業内容についていくつかご紹介しようと思います。
▶外壁塗装で欠かせない下地処理とは？
外壁塗装では、塗装する面のことを下地と呼んでいます。 また、下地を整える作業のことを下地処理と言います。 外壁や建物に付帯する部材などは、風雨や紫外線などによってダメージを負っています。また、古くなった塗膜や汚れもたくさん付着しているのです。 これらを取り除いて、塗装が密着しやすいように整えるのが下地処理をする最大の目的です。
▶下地処理が大事な理由
経年劣化した下地は、汚れや古くなった塗膜、コケ、カビなどが付着しています。また、クラック（ひび割れ）やコーキングの劣化症状なども現れ、これらの症状は塗装の耐久性を低下させる原因になります。 下地に不純物が残っていたり、クラックなどの損傷を起こしているところをそのまましてしまうと短期間で塗装が剥がれてしまいます。また、劣化した下地は荒れている状態のため、そのまま塗装しても見栄えが美しくなりません。 下地処理は塗料の密着性を高めることと下地を平滑に整えて美しく仕上げるとても重要な作業なのです。 ですので、外壁塗装では下地処理が適切に行われているかがとても大事になってきます。
▶外壁塗装で行う下地処理
外壁塗装で行う下地処理はいろいろ種類があります。 いくつかご紹介していきたいと思います。
高圧洗浄作業
高圧洗浄は、高圧洗浄機を使い水圧をかけて建物に付着する汚れや古くなった塗膜、コケやカビなどを洗い流していく作業です。不純物が残っていると塗料の密着性が発揮できないので、はじめに建物全体を洗浄します。
ケレン作業
ケレンは下地を研磨する作業でして、洗浄で落としきれない白亜化した塗膜、汚れなどを取り除き、塗装の密着性を高める役割があります。 また、荒れている下地を平滑にして、見栄えを整える目的もあります。
シーリング工事
シーリングは建物に生じる隙間を塞ぐ充填材です。 シーリングには防水性と気密性を保つ役割をしています。 経年劣化したシーリングは、ひび割れや剥離などの症状を起こし、水が内部に入り込みやすくなり劣化に繋がって しまいます。 防水性と機能性が低下する原因ですので、外壁塗装と一緒にシーリング工事を行うことがお家を長持ちさせるためにもとても 重要な工程です。
補修工事
年数が経過した建物は、ひび割れを起こしていることがあります。 これら損傷も塗装前に補修しておくことがとても大切です。 クラックには「ヘアークラック」と「構造クラック」があり、「構造クラック」は外壁内部にまで被害が及んでいますので、耐震性の低下が懸念されます。もし、「構造クラック」が確認できる場合は、早めに修理しましょう。 ※1mm以下のクラックであれば樹脂モルタルやコーキング剤にて補修します。1mm以上のクラックであればＵカット工法による補修が必要です。いずれの場合でも既存の補修跡を可能な限り目立たないように仕上げていきます。
●まとめ ●
このように外壁塗装では下地処理が非常に重要となってきます。 どんなに良い塗料で塗装しても、下地処理が疎かになってしまっていたら、塗装は長持ちしません。 きちんと現地調査の際に細部まで調査してくれているか、適切な補修・施工の提案がされているかを確認し きちんと下地処理を行ってくれる業者を見極めることが大切です。
「見積もりをよく確認する」「下地処理について業者から説明をもらう」「下地処理の施工写真を撮ってもらう」
ニシダ建装ではスタッフが細部まで入念に調査し適切な補修・施工方法をご提案させていただいております。 お家のことでお悩みの方はぜひお気軽にご相談くださいませ。
ニシダ建築株式会社は、
施工・管理まで一貫体制で安心に丁寧に努めて参ります。
屋根・外壁塗装でお困りの方お気軽にご相談くださいませ👐
