コンテンツ

塗料の種類

塗料は、水性系塗料、溶剤系塗料と大きく分かれ、それぞれ、樹脂によっても耐久性が大きく変わってきます。 違いを理解し、慎重に選ぶことが大切です。

水性系塗料と溶剤系塗料

塗料には数多くの種類があり、大きく分けて次の二つに分かれます。 塗料を大きく分けると、水性系塗料と溶剤系塗料に分けられます。 簡単に説明しますと、水に溶ける塗料を水性系塗料、シンナーで溶ける塗料を溶剤系塗料といいます。 マジックなどの、水性インクと油性インクの違いだと覚えておきましよう。

水性系塗料
水性系塗料は、取り扱いがしやすく、作業性に優れています。 また、価格も溶剤系に比べ安く、臭いもしないという利点があります。 欠点は、耐久性、耐候性が溶剤系に比べると悪いという点です。

溶剤系塗料
溶剤系塗料は、耐久性、耐候性に非常に優れており、車や船、家具などの生活で使われているほとんどが溶剤系塗料が使われています。 欠点は、水性系塗料に比べ扱いにくく、作業性が悪い、価格が高い、シンナーの臭いがするといった点です。

塗料の種類

塗料は着色顔料 (樹脂) で出来ており、樹脂の種類によって寿命が異なります。

塗料の種類 防水耐用年数 塗り替え年数
水性系 アクリル樹脂塗料 3~5年 5年
水性系 ウレタン樹脂塗料 4~7年 7年
水性系 シリコン樹脂塗料 6~8年 8年
溶剤系 ウレタン樹脂塗料 7~9年 10年
溶剤系 シリコン樹脂塗料 9~12年 12~15年
溶剤系 フッ素樹脂塗料 12~15年 15~20年
溶剤系ハイブリッド樹脂塗料 15~18年 18~22年

※耐久性:アクリル樹脂 < ウレタン樹脂 < シリコン樹脂 < フッ素樹脂<ハイブリッド樹脂

ページ上部へ