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雨漏り対策!【折板屋根 フックボルト漏水防止工事 】

 

 

 

こんにちは!いつもニシダ建装のブログをお読みくださりありがとうございます🌹

 

今回は折半屋根の雨漏り対策にてお話させて頂きたいと思います。

 

折板屋根とは

ガルバリウム鋼板・亜鉛メッキ鋼板・塩ビ鋼板などの金属製の材料を用いた屋根で金属板を折り曲げて波型に加工している点が特徴です。

その丈夫さから工場や倉庫などの大型建築物の屋根に用いられるケースが多い屋根です。近年では折板屋根の設置を検討される方が増えてきています。

 

折板屋根のメリット
・軽量で耐久性が高い ・施工の自由度が高い ・工事期間が比較的短い

 

折板屋根のデメリット

錆が発生する

金属製の屋根材なので錆が発生しやすいです。とくに豪雨が頻繁に発生する地域に住まわれているなど錆が発生しやすい場合には、定期的なメンテナンスなどの対策が必要となります。
近年用いられているガルバリウム鋼板は、トタン素材などの他の金属材と比較すると錆が発生しにくいと言われています。

しかしながら梅雨入り前にしっかりと雨漏り対策をしておくと安心でしょう。

断熱性が低い

折板屋根では野地板を葺かないため屋根裏がありません。そのため、金属板1枚で建物が覆われており、外気が届きやすい構造となっています。また、金属屋根は熱を伝えやすいため、夏場は室内が暑くなり、一方で冬場は室内が寒くなりがちです。

雨音が響きやすい

金属特有の性質から、雨音などの衝撃音が反響して室内まで届いてしまうというデメリットがあります。

 

折板屋根の素材がトタン(亜鉛メッキ鋼板)である場合、定期的なメンテナンスをしないと、10年~15年程度で錆が発生し

雨漏りの原因である穴があいてしまう原因となります。

トタンに限らず、ガルバリウム鋼板も経年劣化と共に錆が発生することがあります。
また、海に近い環境であったり、森林など落ち葉が貯まりやすい環境であったりするとさらに錆の発生が高まります。

 

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〇折板屋根の軒先が内樋構造になっている建物は要注意です。

雨水を排出させる雨樋が建物に内部にある構造部にこと内樋といいます。一般的に雨樋を外に設ける外樋構造と比べ、雨水の排水経路が室内側にあるため、雨が漏れるリスクが高い屋根の構造です。

 

〇多くの折半屋根は勾配が緩やかに設計施工されていますが、一方で勾配のない屋根は、落ち葉や遺物などが蓄積されやすい構造といえます。落ち葉や木の枝などの異種素材が屋根に接触すると、錆を誘引させる原因となってしまう恐れがあります。
また大量の雪が降り積もった折板屋根は雪解け水の排出が上手く出来ず、雨漏り発生を引き起こすことが多くなります。

〇折板屋根にはボルトで屋根を固定する方法があり、そのボルトが外に露出しているため、経年劣化とメンテナンスが

おこなわれていないことが原因で錆が進行してしまいます。

屋根に穴を空けて留め付ける部分であるため、ボルトの錆が進行すると雨漏りを引き起こしてしまいます。

 

 

 

折半屋根のフックボルト漏水防止工事  

固定する金属製のフックボルトは経年によって必ず錆が発生します。

そのため、フックボルトの錆が進行すると、切断することになる恐れがあります。

 

 

01 – フックボルト頭シーラー塗布状況⇩               

 

02 – フックボルト頭コーキング材打設状況

雨水の侵入を防ぐボルトキャップを設置すると錆びにくくなり、ボルトキャップの内部にシーリング剤を充填しておくと

より錆に強くなります。

 

 

03 – フックボルト頭コーキング打設完了

  

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか?皆様のお家の屋根はフックボルトの漏水防止工事をされていますでようか?

屋根は普段見えにくい部分です。そのため、劣化に気付きにくく進行していく可能性が高くなります。

梅雨入り前のこの時期に屋根の雨漏り対策を考えられてみてはどうでしょうか。

 

 

 

 

 

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