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プロが教える!塗装業者の正しい選び

新車購入の場合

A社とB社の自動車で車種・年式・走行距離・グレードまで全く同じであれば低価格のほうがお得な買い物になります。

リフォームの場合

リフォームの場合は、会社形態によって金額・工事内容が異なってきます。高いから良い工事でもありませんし、”安かろう・悪かろう”工事もあるので信頼できる業者を探しましょう。

業者選びのポイント

塗装工事は、会社の経営方針と材料で決まります。 営業費にかけるか、技術費、材料費にかけるかでまったく違う工事になるのです。 価格も業者によって様々で、価格は安くて手抜き工事ということも多いので気をつけなくてはなりません。 大手建設会社、大手ハウスメーカーでも手抜きでのクレームは多いものです。なぜなら、実際に工事をしているのは下請け塗装専門店だからです。

主に下請け会社の塗装会社は、知名度、信用力などがないため、直接、一般のお客様からの仕事の依頼はほとんどなく、建設会社、ハウスメーカー、工務店、リフォーム会社、営業会社等(元請け)の下請け工事をしています。 つまり、塗装専門店以外に頼めば下請け会社による工事となるのです。

下請け会社は、ハウスメーカーや営業会社等から塗装工事を継続してもらえる代わりに工事金額が安くさせられており、さらに下請け会社同士の価格競争により利益にならない状態になっています。それでも仕事がないため、1棟でも多く数をこなしているのが現状です。 塗装というのは手抜きをするのはどの業種よりもバレずに簡単なのです。 なぜなら塗る回数を減らすだけで、材料費、人件費等と工事原価を低くでき、しかも塗った直後はプロでもわからないくらいに仕上げることができるからです。 結果が出てくるのは、2、3年後なのです。

騙されないためにも多くの情報収集を

塗装をするのは、機械ではなく人です。 塗装専門店の責任者がとこまで手をがけるかの判断、方針で工事内容が大きく異なります。 悪徳業者が今でも後をたたない中、騙されず、逆に少しでも得をする為には情報収集が1番なのです。

塗装工事専門店を見抜く力を身につける

どの塗装工事店に頼んでも同じではありませんし、塗装専門店なら安心ということでもありません。

塗装専門店・個人の塗装屋さんに頼めば安心!」でもありません。
塗装専門居は、下請け工事を基本として会社が成り立っています。「安い長持ちしない塗料で2回塗り」を下請け工事で慣れすぎているため、直接頼まれた時も同じ内容で施工している塗装専門店も非常に多いのです。

「知り合いの塗装屋さんだから安心!」でもありません。
塗替えリフォームには「知り合い価格」があります。塗装工事専門店は、通常利益が出にくい下請けで成り立っています。「知り合いだから安く」 というより、知り合いだから他社に頼まないだろうと予想して価格を上げることが多いです。知り合い価格は高いと思った方が良いかもしれ ません。

なぜ手抜き工事が生まれるのか?

下請け部分の費用が一切掛かりません!

ハウスメーカー・訪問販売業者には出来ない低価格と高品質サービスがご提供できます。

工事を請け負うところ(訪問販売業者・ハウスメーカー)と実際に工事をやるところ(工事店)が達うと工事内容が変わってきます。 下請け会社は仕事をハウスメーカー等から継続してもらえる代わりに工事代金を安くたたかれ、業者乱立や価格競争の影響を受け、さらに安くほとんど利益にならない仕事が増えていきます。

手抜きの原因と方法

下塗り又は中塗り工程を減らす!
塗替え工事は、通常下塗り→中塗り→上塗りの最低3工程あります。 塗膜が十分にないと塗料の機能や性能が十分に発揮されません。そのため、仕上げ材は中塗りと上塗りの2回同じ塗料を塗るのですが、2回塗るところを1回塗りで仕上げても見た目は分からないのです。

素地に適していない材料を使用する!
塗替え塗装の際、外壁・屋根以外に軒天・樋・鉄部といった付帯塗料があります。それぞれの部位に合ったた材料を使用しなかったり面倒だからといって手間をかけないと膨れや剥がれ密着不良を起こす原因となります。

塗料を必要以上に薄めて使う!
塗料の機能を発揮するのに最適な希釈率が各塗料メーカーで設定されています。 塗料を必要以上に薄く延ばして塗ったとしても塗装後はプロが見ても分からないくらいに仕上がります。 材料費を抑えることが出来るため結果的に「安かろう悪かろう」工事になってしまいます。

業者によって高圧洗浄・下地処理が異なる!
塗料を塗る前に高圧洗浄を行うのですが、業者によって「程度」が異なります。 汚れの上からどんなに良い塗料を塗っても、汚れから剥げてしまえば何の意味もありません。

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