外壁塗装は、住まいの大切な資産を守るための重要な工事です。
しかし、高額な工事だけに、トラブルに見舞われると大きな損失につながる可能性もあります。
今回は、外壁塗装トラブル事例をご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
□外壁塗装トラブル事例
1:塗装の色ムラや塗り忘れ
塗装が完了したはずなのに、よく見ると色ムラや塗り忘れがある。
このようなトラブルは、施工会社の技術不足や手抜き工事による可能性があります。
2:塗装箇所以外に塗料がついてしまった
養生の徹底が重要です。養生とは、塗装する部分以外を保護するための作業のことです。
養生が不十分だと、窓枠やサッシ、外壁以外の場所に塗料がついてしまうことがあります。
3:イメージしていた色と違う
色見本と実際の仕上がりの色の違いに驚くことはよくあることです。
色見本は照明や天候の影響を受けやすく、実際の色と異なる場合があります。
4:塗装の剥がれやひび割れ
塗装の剥がれやひび割れは、下地処理が不十分であったり、塗料の品質が悪かったりすることが原因です。
5:雨漏り
雨漏りは、外壁の劣化やコーキングの劣化が原因で発生することがあります。
6:湿気によるカビや藻の発生
外壁にカビや藻が発生するのは、湿気がこもりやすい環境にあることが原因です。
7:塗装の耐久年数が短い
塗料の品質や施工方法によって、塗装の耐久年数は大きく異なります。
8:工事中の騒音やゴミ問題
工事中は、騒音やゴミが発生し、近隣住民とのトラブルに発展する可能性があります。
9:契約内容と異なる工事
契約書の内容と実際の工事が異なる場合、トラブルに発展する可能性があります。
10:支払いのトラブル
工事が完了した後に、追加料金を請求されるなどのトラブルが発生する可能性があります。
□トラブルが起きたときの相談先
外壁塗装のトラブルは、会社に相談するだけでなく、専門機関や保険会社、弁護士など、様々な相談先があります。
トラブルの内容によって適切な相談先を選ぶことで、よりスムーズな解決に繋がるでしょう。
1:塗装会社
外壁塗装に何かしらの不具合があった場合は、まずは施工会社に相談しましょう。
2:住宅リフォーム・紛争処理支援センター
手抜き工事をされた場合や、不当に高額な請求をされた場合など、会社に関するトラブルが発生した場合は、「住宅リフォーム・紛争処理支援センター」に相談しましょう。
3:国民生活センター
国民生活センターは、リフォームに関するスペシャリストが相談に乗ってくれるわけではありませんが、リフォーム訪問販売など多数相談が寄せられている案件に関しては対処法をアドバイスしてくれるでしょう。
4:保険会社
工事後しばらくたった後、外壁塗装に問題が発生した場合、会社の保証期間内であれば無償で補修してもらえることが多いですが、万が一、施工会社が倒産してしまった場合はその保証も無効になってしまいます。
そのようなリスクにも万全に備えたいという方は、塗装工事を行う際に前もって「リフォーム瑕疵(かし)保険」に加入すると良いでしょう。
5:弁護士
専門機関に相談してもなかなか解決してもらえない場合などは、弁護士に相談してもよいでしょう。
□まとめ
この記事では、外壁塗装で起こりやすいトラブル事例とその予防策、解決策を紹介しました。
外壁塗装は高額な工事ですが、事前にトラブルを理解し、適切な対策を講じることで、安心して工事を進めることができます。
トラブルが発生した場合は、早急に専門機関に相談し、適切な対応を取るようにしましょう。