スレート屋根再塗装時の縁切り部材 タスペーサーについて

 

 

 

 

 

ゴールデンウイークも終わりとなりましたがいかがお過ごしでしょうか?

Uターンラッシュや雨が続いておりますのでお気を付けてお過ごしくださいね🚙

 

 

 

 

さて、今回は“安心して長く住み続けることのできる家”ということで

スレート屋根のお家の方へ“タスペーサー”をご紹介していきたいと思います。

 

 

スレート屋根

セメント・骨材等に繊維素材を混ぜて薄い板状に加工した屋根材のことです。

スレート屋根は、住宅用に使用されるカラーベスト・コロニアルと呼ばれるものが主流になっています。

品質が安定していて工事もしやすいため、費用も抑えられ多くの住宅に使用されています。

また、様々な形状・色が選択できるので、デザイン性の高い屋根材です。

 

 

 

 

 

タスペーサーの重要な役割タスペーサー

スレート屋根再塗装時の縁切り部材        

タスペーサーとは屋根塗装の際に屋根材の間に挟み込む部材のことです。

 隙間を開けることで屋根の通気、排水ができ、屋根の内部に水が溜まることによる雨漏りを防止することができます。

 

 

 

縁切り作業とは…
屋根の再塗装時、屋根材の重なり部分に適度な                  
隙間を作る作業を縁切りと言います。
 
 

その目的とは…
屋根材の裏面に吸い上げられた雨水と、適度な通気性の確保をするためです。

 
 
屋根材に隙間がないと…
屋根材裏面に雨水が吸い上げられ、屋根の下地に染み込み、屋根材を貫いた釘をつたって雨水が室内に侵入し
下地剤の腐朽や雨漏りの原因になってしまいます。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タスペーサー取り付けの流れ

 

屋根塗装工事

①高圧洗浄

②鉄部下地調整                  

③鉄部サビ止め塗装

 

④屋根の下塗り塗装                    

⑤タスペーサーの取付け➡この工程で取り付けていきます。

⑥屋根の中塗り塗装                    

⑦屋根の上塗り塗装

 

タスペーサーは基本的には下塗りの後に屋根に等間隔で挿入していきます。

タスペーサー挿入後、中塗り・上塗り塗装を行っていきます。

 

 

 

 

従来の縁切り作業は屋根材を破損してしまうので要注意

従来の縁切り作業は屋根塗装後にカッターや皮スキを使用して行っていましたが、カッターだと

刃が入りにくく、作業効率が悪く皮スキを挿入して塗膜を剥がすのが多いです。

しかし皮スキでの作業はかなりの力を入れて屋根材を持ち上げるため、屋根材を破損させてしまう可能性

があるのです。皮スキでは塗膜を剝がすだけで、完全に除去することは困難です。

 

 

 

 

 

まとめ

スレート屋根のお家にはタスペーサー取り付けが必要です。

タスペーサーの取り付けがないと塗膜で隙間に入った雨水の排出が出来なくなり、雨漏りや腐食の原因になります。タスペーサーは雨水の排出空間を確保し縁切りをする大切な役割をしています。

 

 

 

 

屋根の塗装工事は費用のかかる工事です。

大切なお家、塗装後に後悔しないためにも、タスペーサー工法が見積に記載されているか、適切な工法で行われるか確認することがとても重要です。屋根塗装工事をお考えの方はお気軽にご相談くださいませ😊

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ニシダ建築株式会社は、

施工・管理まで一貫体制で安心に丁寧に努めて参ります。  

屋根・外壁塗装でお困りの方お気軽にご相談くださいませ👐

 

 

 

 

 

 

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