【初心者必見】外壁塗装のすべてを網羅的に紹介！

 塗装をすべき外壁の4つの特徴

色あせや塗料のふくれなど

はじめに確認したいのが、色あせがないかということ。過去の家の色がわかる写真などを用意し、紫外線が当たりやすい場所の塗装をじっくりみてみましょう。
また、色あせと同時に起こりやすいのが外壁のはがれやふくれなどです。ぺりぺりと剥がれていたり、空気がはいったようにぷくっと膨れている場合は、防水機能なども失われつつある状態です。外壁塗装をすべきタイミングといえるでしょう。

ひび割れ

次に、絶対に無視できないのがひび割れです。見つけたら早急に対処しましょう。そのままにしておくことでどんどんひび割れが悪化し、家全体の安全に関わる問題になってしまいます。

苔や藻など

藻や苔がみられた場合は、外壁の保護機能が弱まっている証拠です。そのままにしておくと苔や藻が広がってしまうと同時に、紫外線や気候に家が耐えられなくなってしまいます。

チョーキング

チョーキングとは、外壁に触れた時に手に白い粉（チョークの粉のようなもの）がつく状態のことをいいます。この場合は単純に外壁塗装が劣化しているサインです。予算など都合がついたら塗装を検討し始めましょう。

塗料は何を選べば良い？

次に、塗料の選び方も知っておきましょう。というのも、外壁塗装の代表的な塗料の種類と耐用年数や保護機能は非常に大きく関わっています。ぜひこの項目で自分の予算や将来の予定によって最適な外壁塗装の種類を確認してみてください。

アクリル系塗料

アクリル系塗料の特徴は、はっきりとした発色にあります。価格も比較的リーズナブルですが、紫外線などに弱く耐用年数が短めです。頻繁に色を塗り替えたい方には向いているかもしれませんが、結局何度も塗り替えが必要になり費用がかさんでしまいます。

ウレタン系塗料

アクリル系塗料よりも防水性や保護性に優れた塗料です。その代わり価格も少し上がりますが、密着性も高いので耐用年数も長く、外壁の剥がれが気になる方にもおすすめです。ちなみに戸建て住宅でよく使われているのがこちらのウレタン系塗料で、現在のシェア率はシリコン系塗料の次に多くなっています。

フッ素系塗料

価格が最も高いのが、フッ素系塗料です。その分耐用年数も長くなるので長い目で見れば安価に済むかもしれませんが、新築や戸建て住宅にはあまり用いられません。見た目にきれいな光沢があるため、ビルやマンションなどに利用されています。ただ撥水性や耐久性にも優れているため、予算に余裕のある方は住宅にも活用して良いでしょう。

シリコン系塗料

最後にシリコン系塗料です。最もコスパの良い塗料を選びたい場合はこちらがおすすめです。シリコン系塗料は、耐久性や防水性はもちろんその仕上がりの良さから、ここ数年どんどん普及しています。汚れにも強いため、外壁の苔や藻に悩む方は最適の塗料と言えるでしょう。

外壁塗装をする際の注意点

予算や見た目、耐用年数以外に注意したいのが、自宅の周辺環境や気候などです。たとえば、海が近くにあり潮風の影響を受けやすい立地の場合、潮風にも耐えられるようウレタン系塗料で強度を重視しなければなりません。
みなさんの家の周辺はどのような環境ですか？これを機に改めて確認してみましょう。

信頼できる業者を選ぼう

最後に、外壁塗装は自分が信頼できる業者を選ぶことが非常に大切です。というのも、外壁塗装の仕上がりの良さは素人目線では判断しにくいため、業界では悪徳業者が多いことでも知られています。
業者を選定する際には、以下の3点を確認しておきましょう。