「外壁塗装をしたいけど、どの業者が良いか分からない」
外壁塗装の会社といってもたくさんありますし、専門的な知識が無いと何を基準に選べば良いのか分からないですよね。
そこで今回は、熊本の業者がおすすめ業者の選び方について紹介しましょう。
依頼できる業者の種類について
大手ハウスメーカーに依頼する
大手ハウスメーカーで家を建てられた方は、数年に1度点検がある際に外壁塗装を勧められた経験はありませんか。
大手かつ家を建てた会社のため、安心して任せられると思われる方も多いと思います。
しかし、実際に塗装を行なうのはハウスメーカーではありません。
多くは、下請けの業者が行ないます。
また、同じハウスメーカー内にもさまざまな下請け業者があるため、仕上がりにばらつきがある可能性も覚えておきましょう。
さらに、下請け業者に依頼するため、仲介手数料が発生します。
そのため、直接業者に依頼するよりも高くなるのも特徴の1つです。
しかし、悪い点ばかりでもありません。
大手のハウスメーカーですから、長期間の保証やアフターフォローがしっかりとしている場合が多いです。
家を建てた際にも保証があると思いますが、外壁塗装を行なうと家の保証が切れてから、さらに5年から10年保証期間が伸びるというサービスを行なっている会社も多く存在します。
そのため、お金よりも保証やアフターフォローなどの安心感を優先させたい方は大手ハウスメーカーに依頼すると良いでしょう。
工務店に依頼する
工務店とは、一般的に地域の建設会社を指します。
工務店も専門は建築のため、大手ハウスメーカーと同じように下請け業者に塗装を依頼します。
したがって、仲介手数料がかかります。
しかし、工務店は大手ハウスメーカーに比べ、広告費や人件費がかかっていません。
そのため、仲介手数料が安くなり、おトクに外壁塗装を行なえます。
また、それ以外も同時に依頼できるメリットの1つです。
リフォームや他の場所メンテナンスをお考えの方は一緒に依頼すると便利でしょう。
これらより、外壁塗装だけでなく家全般の相談やメンテナンスもしたいという方は、工務店がおすすめです。
地域の塗装業者に依頼する
地域の塗装を専門とした業者が塗装業者です。
特徴として職人のみで行なっている、もしくは、営業担当がいたとしても職人との距離が近いという点があります。
これによって、コミュニケーションの食い違いが起こりにくく要望に沿った工事を1番してもらいやすいのが地域の塗装業者と言えるでしょう。
業者選びのポイントについて
業者選びで失敗しないためにはいくつかポイントがあります。
このポイントをしっかりと押さえて、業者選びで失敗しないようにしましょう。
最初のポイントは、見積書の内容が明確であるかどうかです。
見積書の内容が明確な業者であれば、追加料金がかかる心配がありません。
そのため、安心して依頼できるのです。
工事の詳細が全く分からない見積書には注意しましょう。
反対に、良い業者の見積書は、工事ごとに分けて書いてあり、各工程でどの塗料を使用するのかまでも書かれています。
工事内容もしっかりと記載されており、どのような工事が行なわれるのかも一目で分かるでしょう。
見積書の作成には時間と手間がかかるため、あまり良くない業者では手を抜いて作成する場合があります。
一方で、良い業者であれば、お客様に分かりやすいよう丁寧に作ってくれるため、業者を見分けるポイントとして見積書は大切なのです。
次のポイントは、訪問時に建物の状態をしっかりと確認してくれるかどうかです。
外壁塗装を適切に行なうためには、建物の診断が欠かせません。
しかし、業者によっては、事前に外壁の状況を確認せずに工事を行なったり、遠目から簡単に見ただけで雑な診断をしたりする場合があります。
また、診断しているように見えても、診断する人に専門知識や資格が無いと正確な診断はできません。
専門知識や資格が無い場合や、口頭で誰が見てもわかるような劣化状況を伝えるだけで専門的な診断による工事の提案などが無い場合もあります。
そのため、専門的な知識や資格があるかどうかも業者選びのポイントとして覚えておいてください。
また、アフターフォローをしっかりとしてくれる会社かどうかも大切です。
塗装製品に問題があった場合に保証される製品保証や工事内容などに問題があった場合に保証される工事保証がしっかりとされる会社なのかを確認しましょう。
もし、保証がない業者だと、塗装の寿命がくる前にトラブルが起きても自己責任となり、工事のし直しを自費で行なわなければなりません。
しかし、保証があればもし何か問題が起きても無償で修繕してもらえます。
信頼できる会社でも問題が起こらないとは言い切れないため、点検や診断、保証などアフターフォローがしっかりしている業者を選ぶのが大切です。
悪徳業者を見分けるポイントについて
会社を作るのに、特別な資格は必要ありません。
資格無しでも簡単に会社を作れてしまうため、業者には悪徳な業者が多いのも事実です。
そのため、悪徳業者を見極める必要があります。
しかし、塗装工事の資格がないというわけでもありません。
取得していなくても会社が設立できるだけで、資格自体はあります。
そのため、資格や建設業許可を取っている業者を選ぶようにしましょう。
この資格や許可があれば、専門的な知識や技術を持っている証拠ですので、安心して任せられます。
また、実際の工事現場を見せてもらえるかどうかを聞いてみるのも良いでしょう。
手抜きをする悪徳業者の中には、3回塗らなくてはいけない塗装を2回で終わらせたり、塗料を通常よりも薄めて使用したりする業者がいます。
しかし、実際に見られていてはそのような手抜き工事はできません。
そのため、実際の様子を見学させてもらえるかを尋ねておくと良いです。
どうしても、日程の関係で見学が難しい場合は以前リフォームした現場の写真を見せてくれる業者も多く存在します。
このようなものを利用して、手抜きの工事が行なわれていないかをしっかりと確認しましょう。
まとめ
今回は、おすすめ業者の選び方について紹介しました。
家を守るための重要なメンテナンス工事です。
綺麗で快適な家に長く住み続けるためにも、良い業者に依頼してしっかりと外壁工事を行なってもらってください。